コロンビア ナリーニョ/エチオピア イルガチェフェ アリチャ 明日から販売開始!
<コロンビア ナリーニョ>
りんごの爽やかな酸味や黒ごまを思わせるようなコクのある甘みを持ち合わせ、濃厚ながらにスッキリと楽しめる深煎りです。
ー生豆についてー
北緯1度。ほぼ赤道直下に位置するナリーニョ地区。だから日射量は十分で、火山性の土壌でミネラルも豊富。標高が高く冷涼な気候と、谷底から立ち上がる暖かく湿った空気のおかげで寒暖 差が生まれ、コーヒーの木は実に糖分を蓄えます。その結果、まろやかな酸味と、長く続く甘さを持ったコーヒーになります。気候条件に恵まれたコーヒーは、険しい斜面で一つ一つ手摘みで 収穫し、冷涼な気候の県都パスト市で保管されます。 柑橘系のフルーティさと、煎りすすめていくと発達していくビターチョコのような甘みをお楽しみください。
<エチオピア イルガチェフェ アリチャ>
香水のようなアロマが香る、フローラルな深煎りです。ベリーの甘みや紅茶のような余韻も心地よく続きます。
ー生豆についてー
コーヒー発祥の国とされるエチオピアで、最高級品質の豆を生産している地域として言わずと知れたイルガチェフェ。とくに、このコチャレエリアは水資源が豊富で、水洗工場も多数存在しており、高品質なイルガチェフェコーヒーを産出する地域の1つとして有名です。
このナチュラルはイルガチェフェの中でも優良なコーヒーを生産しているアリーチャ ウォッシングステーションにお願いして作ってもらいました。チェリーの熟度、チェリーの選別技術・精選技術すべてにおいて高いレベルのウォッシングステーションです。
通常では、高品質ウォッシュに使用される完熟チェリーをナチュラルに使用しています。標高が高い上に、赤道直下のこの地域では、日照が強すぎるとチェリーやパーチメントにダメージを与えて、味に濁りが出てしまいます。そこで、日照の強い11~15時の時間帯は、チェリーをビニールシートで覆い急激な乾燥を防ぎます。また、通常の乾燥日数が10日間のところ、20日間かけてゆっくり乾燥を進める(スロードライング)ことで、コーヒー内の水分を均一化させ、複雑でありながらクリーンな味わいを作り出しています。緩やかな乾燥は、劣化のスピードを抑えることができ、通年通して品質の高いコーヒーを維持することができます。
現在、どの生産国でもナチュラル製法のコーヒーが生産されています。しかし、その国らしい香味とナチュラル香をバランスよく有しているのは、やはりイルガチェフェのナチュラルでしょう。
ワイニーや嫌気性や二重発酵等をやらずとも、基本的なこと、でもとても重要なことを淡々とやり続け、美味しいコーヒーを作り続けているこのアリーチャ ウォッシングステーションはやはり素晴らしいと思います。
残念ながら、フレーバーの良さと飲みやすさで人気のあったエチオピア カイヨンマウンテン ナチュラルが本日で販売終了になります。
それに伴って、明日からこちらの2種類の豆を販売致します!
2種類の深煎り。
どちらもリラックスできるフレーバーと深煎りの奥深さ、すっきりとした飲み心地のバランスのとれたコーヒーです☕️
ぜひ秋の夜長にお楽しみください♪